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小エビがとてもおいしい。太陽の力と海の潮風〜喫茶猫屋堂整体〜CS60LOHAS北九州緩み

最近、小エビがとてもおいしい。

小さな身体に、海の香りと命のうま味がぎゅっと詰まっている。軽く粉をまぶして、熱々の油の中に放り込むと、ジュッと音を立てて泡が踊る。その音を聞くだけで、もう心の準備は整ってしまう。

揚がったエビを箸でつまむと、軽い衣の向こうにほのかな塩の香り。殻のまま、頭から丸ごといただく。パリッとした食感とともに、海と太陽の記憶が口の中でほどけていく。


近くの生産者直売所でも、小エビを見かけるとつい手が伸びる。一パックだけでも見つければ、迷わず買ってしまう。

そういえば、行きつけのうどん屋さんの「小エビのかき揚げ」が無くなってしまった。あの、衣の間から透けるような赤いエビが、うどんの湯氣に包まれていた光景を思い出す。寂しいが、それもまた季節の移ろいなのだろう。


小エビは、捨てるところがない。

頭も、尻尾も、殻もすべていただく。命を丸ごといただけることに、しみじみとありがたみを感じる。


そして、甘エビを乾燥させたものもまた格別だ。殻の香ばしさ、パリッとした歯ざわり。太陽と風がゆっくり仕上げたその味は、まるで時間の結晶のよう。

これをかじると、ふと江戸時代以前の漁村の風景が思い浮かぶ。浜辺に網を干し、潮風の中で魚やエビを干していた人々。

太陽と海と風――それだけで仕上げられた食べもの。自然の力と人の暮らしが、見事に調和していた時代。


現代には、手をかけすぎて作り込まれた食品も多い。味や香りを整え、保存をきかせ、形まで均一に仕上げる。

けれど、私の心を惹きつけるのは、太陽の力だけで干された、素朴で誠実なものだ。余計なものを足さず、自然と共に生まれた「そのままの姿」。


CS60の施術にも、少し似ている氣がする。

身体に無理をかけず、整えすぎず、本来のめぐりを取り戻す。

干したエビのように、太陽と風に委ねるような、自然のバランスに還っていく感覚――それが、人の身体にもあるのだろう。


小さなエビの命から、そんなことを思う。

海の香りを胸いっぱいに吸い込みながら、今日も太陽の恵みに感謝して、ゆっくりと「丸ごとのちから」を味わいたい。


喫茶猫屋堂整体

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