シジュウカラの歌とさわやかな朝のひととき〜喫茶猫屋堂整体〜CS60LOHAS北九州緩み

朝の空氣は冷たく、頬に触れるたびに少しだけ身が引き締まる。けれどその冷たさの中に、どこか柔らかなぬくもりがあった。まるで、世界が目を覚ます前の一瞬の静けさを楽しんでいるように。

そんな静かな朝に、ふと耳を澄ませると、さまざまな鳥たちの声が聞こえてきた。ヒヨドリの甲高い鳴き声、スズメたちの短いおしゃべり、そしてその中に混じって、一際澄んだ声が響いた。

白いふわふわの体に、黒いネクタイをきりっと結んだような、あの小さなシジュウカラだった。枝から枝へと軽やかに飛び移り、まるで庭の主人のように、丹念にひとつひとつの場所を確かめていく。

陽の光がまだ弱い時間帯。薄い金色の光がシジュウカラの羽根を照らすと、白と黒のコントラストが美しく浮かび上がった。その姿を見ているだけで、なんだか心がふわりと緩む。

「おはよう」と声をかけたくなるほど、彼は愛らしかった。

まるで小さな歌手のように、口ずさむようなさえずりを残して、ふっと空へ飛び立っていく。

その瞬間、CS60の施術をしているときのあの静けさが思い出された。

人の身体にも、こうして自然のリズムが流れている。外の鳥たちの声や風の音と同じように、身体の内側にも小さな「さえずり」のような響きがある。それに耳を澄ませる時間が、日常の中でどれほど大切なものかを、この小鳥が教えてくれたように思う。

遠くから、再びシジュウカラの声が聞こえた。

その声は、空氣を震わせながら、朝の光に溶けていく。

今日もまた、身体をゆるめ、心をほどく一日がはじまる。

鳥の歌とともに、静かに、やわらかに。

喫茶猫屋堂整体

CS60LOHAS北九州緩み