ユキノシタと目線を合わせて——施術後の静かな感動
- 管理者
- 2 日前
- 読了時間: 2分
皆さんこんにちは。
北九州市近郊でCS60の出張施術を行っておりますCS60LOHAS北九州緩みです。
今日は、施術を通じて心と身体がゆるんだあとの、ひとつの美しい出来事について綴ってみたいと思います。
北九州市八幡東区にて、玄関に綺麗なバラが沢山咲いているお宅でいつも通り出張施術をさせていただいたある日のこと。施術が終わり、ほっと一息ついてリビングでコーヒーをいただいていたときでした。ふと視線を上げると、棚の上に小さな平鉢が置かれており、その中にユキノシタが植えられていました。
なんとそのユキノシタは、小さな花を咲かせていたのです。
「ユキノシタってね、ふだんは日陰や隅っこの方で咲いてるから、見下ろして見ることが多いんですよ」とご主人。
「でも、こうやって鉢に植えて、目線の高さで見ると、まるで別の花に見えるでしょう?」と。
確かにそうでした。
ユキノシタの花を、こんなふうに目線と同じ高さでじっくり眺めたのは、私にとって初めてのことでした。
小さな白い花びらに、ほんのり紅をさしたような淡い色彩。そこに漂うのは、まるで小さな妖精がそっと舞い降りたような神秘的な氣配。
それでいて、どこかひょうきんで可愛らしく、自然がそっと差し出してくれた贈り物のように感じられました。
施術を通じて、体と心がほどけていくと、こうしたちいさな変化や静かな美しさにも自然と氣づくようになります。
普段なら何氣なく通り過ぎてしまうものにも、ふと立ち止まり、感動する余白が生まれてくるのです。
ユキノシタは、「雪の下でも生き延びる強さ」からその名が付いたとも言われていますが、こうして高さを変え、視点を変えることで、全く異なる魅力を放つ花でもありました。
「見る角度を変えると、見えるものも変わる」
そんな当たり前のようで、深い真理を、私はユキノシタから教えてもらった氣がします。
これからも、お一人おひとりとの出会いを大切にしながら、身体だけでなく、日々の中にある小さな感動や氣づきをご一緒に分かち合っていければと思っております。
今日も、静かな癒しとゆるみの時間を、ありがとうございました。

Comments