世界で一番おいしいミックスジュースのお話
- 管理者
- 5月6日
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皆さんこんにちは。
北九州市近郊でCS60の出張整体を行なっておりますCS60LOHAS北九州緩みです。
八幡東区で施術を終えた後のお客様が出してくださった一杯のジュース。
それはただのジュースではありませんでした。
まるで世界で最も豊かな果物がカップに注がれたような、甘く香り高くて優しい味。
そのお客様は、沖縄に長期間の出張をされていた方で、休日にはレンタカーで島を巡り、歴史ある場所を訪れたり、神聖な聖地を歩いたりしていたそうです。
「沖縄には、全く知られていない信仰と歴史があって、歴史的に重要な場所がたくさんあるんですよ」
そう語る目はとても輝いていて、聞いているだけで私までその旅の余韻に包まれていきました。
泡盛の蔵と、癒しの麹
なかでも意外だったのが、泡盛を造っている蔵元を訪れたときの話でした。
沖縄の強い日差しの中を歩いていたのに、蔵の中に入った瞬間、ひんやりとした神秘的な空氣に包まれたのだそうです。
「静かで、暗くて、ひやっとしてて……その中にね、独特の香りがふわっと漂ってるんです。なんて言うか、生きてる空間って感じがしてね。めちゃくちゃ癒されたんですよ」
麹などの目に見えない微生物が、深いところで人を癒す。
そんな場所に出会ったことのある人は、その感覚を誰かにそっと伝えたくなるのかもしれません。
旅の記憶でつくる一杯
その方は、沖縄の旅先で見つけた3種類の果実ジュースをお土産に持ち帰っていたそうです。
それは、グァバ・マンゴー・パッションフルーツ。
どれも南国の果実で、沖縄県でも見かけない貴重なもの。
しかも、それをただ飲むのではなく、「組み合わせたら、抜群にうまくなるんです」と、ミックスジュースにしてくださったのです。
一口飲んだ瞬間、
私は言葉を失いました。
これは、世界一美味しい飲み物かもしれない。
グァバの香りとやさしい甘み、マンゴーのまろやかなコク、パッションフルーツの爽やかな酸味。それぞれの個性が、重なり合って、新しいハーモニーを生んでいるのです。
飲んでいると、南国の風が吹き抜け、どこまでも広がる青空と砂浜とエメラルドグリーンの海がふわっと広がっていくような感覚になりました。
「丁寧に選ばれた」時間の味
たった一杯のジュースに、これほどまでの感動が詰まっていることに驚きました。
でも、それはただの果実の味ではなくて、
•沖縄の大地で育った実り
•旅の中で選ばれた一本一本のボトル
•誰かを思ってブレンドされた心
すべてがひとつに混ざっていたからこそ、あんなにも深い味が生まれていたのだと思います。
施術のあとに生まれる、小さな奇跡
CS60の施術をしていると、ときどき、こういう奇跡のような時間に出会います。
身体がゆるみ、心が解けると、その人の「大切なもの」がふわりと出てくるのです。
それは、旅の記憶だったり、風景だったり、人とのつながりだったり——
そして今回は、ミックスジュースというかたちで、それが私のもとに届きました。
癒しとは、特別なことではなく、
誰かが大切にしている何かを、受け取ることなのかもしれません。いつもたくさんの幸せを受け取れることに感謝しています。

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