秒速のエビチャーハンと、刹那のCS60～北九州市若松区でCS60の施術後に思ったこと～

皆さんこんにちは。

北九州市近郊でCS60の出張整体をおこなっておりますCS60LOHAS北九州緩みです。

先日は北九州市若松区での出張施術が終わった帰り道、ふと、以前お客様から教えていただいた台湾料理店のことを思い出しました。

「小倉北区にあるあのお店、ランチが最高なんですよ」そのときの笑顔が印象に残っていて、私は自然と足をそちらへ向けていました。

お昼のピークは過ぎ、店内には私ひとり。落ち着いた空気のなか、回鍋肉とエビチャーハンを注文しました。特に急いでいたわけでもなく、ただゆっくりと味わえたらいいな――そう思っていたのですが、次の瞬間、事態は思わぬ方向へ。

「お待たせしました」え？ エビチャーハン、もう来たんですか？時計を見る間もないほど、まさに“秒速”。もしかして、何かのタイムアタック中？ いえいえ、そんなはずは……。

驚いている間に、次は回鍋肉が到着。こんなに早くていいのだろうかと思いながら、一口。うまい。熱々で、味に妥協は一切なし。これは本物の仕事だ――そう感じました。

食後、厨房から出てこられた料理人の方に、おそるおそる話しかけてみました。「すごいスピードでしたね。あんなに早くておいしいなんて驚きました」

にこやかに笑いながら、その方はこうおっしゃいました。

「おいしく作るのは当たり前。プロは、おいしく、きれいに、早く、ですよ」

その言葉は、まるで一振りの刀のように、私の胸の奥にすっと届きました。

そうか、私たちCS60の施術者も、同じことが言えるのかもしれない。

お客様の貴重な時間をいただいて施術をしている以上、「氣持ちがいい」と感じていただけることはもちろん、終わったあとに「じゃあ、やりたかったことをやろう」と、軽やかに立ち上がってもらえることが本当の目的なのかもしれません。

とっとと元氣になって、自分の人生を生きる。CS60がその背中をそっと押せる存在になれたら、それだけで十分だと思いました。

ただ、それでも答えが一つに定まらないのが、CS60の不思議なところです。何が起きるのか、どう変わるのか、人によってまるで違う。そして、その「わからなさ」こそが、人間の奥深さを物語っているような氣もします。

出会えた時の嬉しさがあり、別れる時のさみしさがある。でも、過去に戻って掘削し続けるのではなく、未来を妄想してばかりでもなく、今この瞬間に氣持ちを添わせていくこと。

“刹那心”――この一瞬を大切にしながら、今日もまた、新しい出会いのもとへ、CS60を届けに向かいます。