紅葉とウグイスと、朝のぬくもり〜喫茶猫屋堂整体〜CS60LOHAS北九州緩み
- 管理者

- 11月12日
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今朝は、湯船の湯氣の向こうにやわらかな声がした。
「ホーホケキョ」——。
一瞬、聞き間違いかと思った。もう十一月、ウグイスの声など、春の遠い記憶のはずなのに。
それでも、確かにその声はしていた。
風に揺れる竹の葉の音に混じりながら、遠くの方から、もう一度「ホーホケキョ」と響いた。
やっぱりこの町にはウグイスがいるんだなと思う。
季節外れの挨拶のようで、どこかうれしくなる。
風呂の窓を少し開けると、冷たい空氣がするりと入ってきた。
街路樹のカエデやハナミズキが、朝日を受けて紅く染まっている。
昨日まで氣づかなかったが、もう紅葉の季節がやってきたのだ。
朝と夜の寒暖の差が大きくなり、空氣が少しずつ澄んでいく。
この寒暖の差こそが、葉を色づかせる魔法のようなものだと、以前植物好きのリス君が教えてくれた。
身体の中にも、そんな季節のリズムがあるのかもしれない。
外の世界の変化に合わせて、内側もまた、静かに整っていくように感じる。
湯に浸かりながら、肩の力がすうっと抜けていく。
ぽかぽかとした温かさに包まれて、呼吸も穏やかになる。
この時間は、まるで自分の身体と心を“めぐり”の中に戻していくようなひとときだ。
CS60の施術でも、そんな「自然な流れ」に戻っていく感覚を大切にしている。
外の紅葉も、内のぬくもりも、同じ季節の巡りの中にある。
ウグイスの声が思いがけず届いた今朝は、そのことを教えてくれたようだった。
湯から上がると、空はすっかり明るくなっていた。
風は冷たいが、心のどこかが温かい。
秋から冬へと向かうこの時季、身体をいたわりながら、日々の変化をゆっくり味わいたい。
喫茶猫屋堂整体
CS60LOHAS北九州緩み





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