あるご夫婦から学んだ、やさしさのかたち〜CS60施術の現場より〜
- 管理者
- 4月25日
- 読了時間: 3分
皆さんこんにちは。
北九州市近郊で出張整体を行っております「CS60LOHAS北九州緩み」です。
先日、小倉南区にあるご家庭にお伺いしたときのことです。
お電話では奥様が対応してくださり、「主人が肩と腰がつらいようで、お願いしたいんです」とのこと。
当日、玄関で出迎えてくださったのも、上品で落ち着いた雰囲気の奥様でした。
そして、奥の部屋から現れたご主人――
驚いたことに、見るからに若々しく、20代後半ほどでしょうか。
しっかりした口調と礼儀正しい対応に、私はてっきり「息子さんかな?」と内心思っておりました。
施術の準備を進めながら、ご主人と軽く会話を交わしていたところ、ふとした拍子に彼がこう言ったのです。
「うちの妻、ほんとに氣が利くんですよ。リフレッシュしたいって言ったら、すぐCS60のこと調べて、予約してくれて。」
その瞬間、「妻…?あ、あの方が奥様!?」と、私は軽く動揺してしまいました。
先ほどまで親子かと思っていたお二人が、まさかのご夫婦。
年齢を聞いたわけではありませんが、おそらくご主人の方が二回り以上は若いのではないでしょうか。
ですが、その驚きはすぐに、温かな感動へと変わっていきました。
施術中、ご主人はリラックスしながらも、しきりに奥様の話をされていました。
「僕が夜中まで仕事してると、ちゃんと眠れてるかって起きてくるんです」
「冷えないようにって、夏でも布団を変えてくれるんですよ」
言葉の端々から、ご主人が奥様をとても大切にされていることが伝わってきました。
施術後、奥様が台所から冷たいお茶を出してくださり、リビングで少しお話をさせていただきました。
その時、お二人の間にある空氣がとても明るく、穏やかで、まるで長年連れ添ったご夫婦のようでした。
奥様がこんなことをおっしゃっていました。
「年齢のこと、最初は氣にしていたんです。でも彼が『年齢じゃなくて、あなたと一緒にいたい』って言ってくれて…いまは毎日、笑って過ごせるだけでありがたいんです。」
その言葉には、深い愛と信頼がにじんでいました。
ご主人もまた、にこにこと頷きながら、
「僕にとっては、妻がいることが一番の安心なんです。仕事でつらい日も、家に帰ってきて『おかえり』の一言を聞くだけで、もう元氣になれますから。」
私は、そんなお二人の姿に心を打たれました。
年齢差があっても、そこにあるのはまぎれもない「対等な愛」。
相手を想い、支え合いながら生きている――それはどんな形の夫婦であっても、変わらない真実なのだと思いました。
今回の施術は、単に身体の疲れを取るだけではなく、こうした“人生の風景”に触れる時間でもありました。
そして、「家族愛」とは、時空を超えて、お互いを想い合う“氣持ち”の中にあるのだと、改めて感じさせられました。
これからも、施術を通して、こうしたさまざまな愛のかたちと出会えることに感謝しながら、丁寧に、真摯に向き合っていきたいと思います。

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