やさしさは巡る──CS60LOHAS北九州緩みの春便り
- 管理者
- 4月5日
- 読了時間: 4分
皆さま、こんにちは。北九州市近郊を中心に、出張でCS60の施術を行っております、CS60LOHAS北九州緩みです。
やわらかな春風に、街の木々がそっと揺れています。どこからともなく香ってくる沈丁花や桜の匂い。あちこちの公園では、ベンチに腰掛けて、ほんの少しのお弁当を広げ、花を見上げながら微笑み合う人たちの姿が見られます。
そんな日々の小さな幸せを受け取りながら、私は今日も、お一人おひとりの暮らしに寄り添うように施術へと向かっています。
通谷で出会った、清らかな玄関と心
本日は、中間市の通谷にお住まいの方のもとへお伺いしました。
玄関を開けてすぐ、空間の整いに目を奪われました。物が少なく、空氣が澄んでいて、まるで神社の参道のような静けさ。「ここに来てよかったな」と、第一歩からそう感じさせてくれるお宅でした。
お客様は飲食店で働いておられ、日々の立ち仕事で足の疲れが取れにくいとのこと。
まずは足裏全体、特にかかとやアキレス腱の周辺を丁寧に施術。次第に足全体がゆるんでいき、ふくらはぎ、太もも、そして腰へと順にアプローチしていきました。
施術中、お客様がふとつぶやいたのは「背骨のあたり、すごく氣持ちがいいですね」という言葉。体の軸にそって“氣”が巡りはじめるとき、言葉のトーンも自然と穏やかになります。それをそばで感じられるのが、私のこの仕事の一番の喜びかもしれません。
食堂巡りという“心の栄養”
施術のあと、お茶をいただきながら、日頃のご趣味についてお話を聞かせていただきました。
それはなんと、“全国の食堂めぐり”。
旅をするように、全国各地の家庭的な食堂を訪ね歩くのが何よりの楽しみなのだそうです。
中でも印象深かったのは、長野県塩尻市にある小さな食堂。
「うまい・安い・早い」が名店の条件と言われますが、そこはちょっと違っていて…
うまい
安い
時間はそこそこかかる
メニューが驚くほど多い
キッチン一人、ホール二人の少人数精鋭
という、まるで“変わり種の名店”のような不思議なお店だったそうです。
しかも壁一面に貼られた圧巻のメニュー数!
「選ぶだけで10分はかかるんですよ(笑)」と笑うお客様。
広い店内にキッチンは一人。ホールはたったの二人。
けれど不思議とお客さんたちも落ち着いていて、注文のタイミングを見計らったり、席でのんびりメニューを眺めていたり。
「自分で流れをつくる、そんな店なんです」とおっしゃる姿に、“整い”の本質を見たような氣がしました。
春の訪れと、ご高齢のお客様との対話
また本日は、八幡西区の高台にある一軒家にお住まいのご高齢の女性のもとを訪れました。小鳥のさえずりと共に出迎えてくれたその方は、90歳を過ぎているとは思えないほどお元氣で、庭の水やりを日課にされているそうです。
「最近はね、腰が冷えて仕方がないの」とおっしゃるので、CS60でまず足元から温め、内臓の反射区をゆっくり丁寧に流していきました。
すると、途中から手足の指先がじんわり赤くなり、血の巡りが戻ってくるのが目に見えるようでした。
「なんだか、また歩いてお買い物に行けそうな氣がする。」
そんな言葉に、春の陽射しのような希望が宿っていました。
CS60の施術は、“今この瞬間”を整えること
CS60の魅力は、「ここが悪いからここを押す」という単純なものではなく、その人の身体全体を見ながら整えていくことにあります。
疲れが溜まっているとき、氣が乱れているとき、呼吸が浅くなっているとき──CS60の不思議な刺激は、静かにその人の内側に語りかけ、自然治癒力のスイッチをそっと押してくれるのかもしれません。
施

術を終えると、みなさんの表情が本当にやさしくなるんです。
それは、筋肉がほぐれただけではない“深い部分の緩み”が起こった証だと思っています。
緩むと人生がまた一つ自由になっていく
忙しさに縛られていた心がほどけ、痛みに支配されていた体が静かに開いていく。そのとき人は、また“自分自身の人生”を取り戻していくのではないかと思うのです。
出張で伺うそれぞれの場所には、その人の暮らしの匂いがあり、季節の光があります。玄関を開けて迎えてくださるその一歩から、施術は始まっているのだと、最近は強く感じるようになりました。
どうか皆さまが、日々の中で「ちょっとしんどいな」と感じたとき、「そういえば“緩み”ってところがあったな」と思い出していただけたら幸いです。
また、どこかの町の一角でお会いできる日を、心より楽しみにしております。
CS60LOHAS北九州緩みあなたの暮らしに、やわらかなゆるみと良い巡りを。
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