やわらかな金色の輪をまとった中秋の名月のひかりと常在菌について〜喫茶猫屋堂整体。CS60LOHAS北九州緩み〜
- 管理者

- 10月6日
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今夜は中秋の名月。
薄い雲の向こうに浮かぶ月が、やわらかな金色の輪をまとい、秋の虫たちがまるで合唱するように鳴き、空氣の透明さの中に、どこか懐かしい静けさがあった。
平安の人々も、この月をこんなふうに眺めていたのだろうか。
電氣の灯りのない時代、月は夜を照らす唯一の光だった。
その光に照らされながら、恋の歌や祈りの歌が詠まれ、稲穂の波を見守り、心を澄ませて自然と調和していたのだと思う。
昔の人々は、月の満ち欠けに合わせて田畑を耕し、種を蒔き、休む日を決めていた。
満月は満ちる力、新月はリセットの力。
それは、私たちの身体の内側にも同じように流れているリズムと重なっている。
皮膚もまた、小さな宇宙だ。
そこには数えきれないほどの常在菌たちが棲み、日々、絶妙なバランスを保ちながら、私たちの肌を守ってくれている。
乾きすぎても、洗いすぎても、その調和は崩れる。
しかし、やさしい光や自然の空氣に包まれると、彼らは穏やかに働きはじめる。
満月の夜、外に出て月光を浴びてみると、不思議と肌が呼吸しているように感じることがある。
それは、光が常在菌たちに合図を送っているのかもしれない。
「今夜は整えるときだよ」と。
CS60で身体に触れていると、ときどきそんな「月のリズム」を感じる瞬間がある。
表面の肌だけでなく、内側のめぐりや氣の流れが、自然のサイクルと共鳴していくような感覚。
人も菌も月も、同じリズムの中に生きているのだと気づかされる。
この世界は目に見えるものだけで成り立ってはいない。
月のひかりも、風の音も、常在菌の働きも、静かに私たちを支えてくれている。
今日という満月の夜に、そのすべてに感謝を込めて、静かに祈りたくなる。
月が満ちるように、
私たちの心も、やがてやさしく満ちていく。
喫茶猫屋堂整体





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