キャンプ女子、星空を眺めてその先にあるものー福岡県中間市CS60出張施術記ーCS60LOHAS北九州緩み
- 管理者
- 7月14日
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今日は、福岡県中間市の静かな住宅街にある一軒家にCS60の出張整体をしてきました。
ピンポンを押すと、ガラス越しにひょこっと顔を出してくれたのは、日焼けした頬が印象的な女性。Tシャツにスウェット、髪はひとつにラフに束ねていて、なんとも氣持ちのいい空氣をまとっていました。
「すみません、庭でちょっと燻製をしてたんで、まだ煙の匂いしてるかも!」
なんて笑いながら迎えてくれるもんだから、こちらもつられてニコニコ。
おじゃましたリビングには、キャンプ道具がずらり。ストーブ、折りたたみの椅子、手入れの行き届いたダッチオーブンまで。窓際には、先日乾かしたばかりというタープが干されていました。
「最近、山の方までソロで行くことが多くて。焚き火と星を眺めながらボーっとするのが、最高の時間なんです」
そう話してくれた彼女。聞けば、平日はしっかり働いて、休日の前夜は荷物を積み込んでキャンプへ。テントを張って、火を起こして、空を見上げる。そういう時間が、心と体のバランスを保ってくれるんだそうです。
「でも、連続でキャンプ行くと、さすがに背中にきますね〜。ザックもけっこう重いし、設営と撤収が地味に体力使うんですよ」
そう言いながらうつ伏せになった彼女の背中は、たしかに「よく動いてる」感じ。とくに肩甲骨まわり、腰のあたりに、疲れや凝りが溜まっていました。
CS60をあてていくと、少しずつ呼吸が深くなっていきます。普段から自然の中で深呼吸している人は、こうして施術を通しても、体の声に素直ですね。
途中、キャンプで見た風景の話にも花が咲きました。標高1,000mの山で見た朝焼け。風でふわっと舞った落ち葉のにおい。テントの外で聞こえる鹿の足音。
「でもやっぱり、星空ですね。新月のときは、もう泣きそうになるくらい綺麗なんです。自分が小さくなって、宇宙に包まれてるみたいな感じ」
その言葉に、私の手も少しやわらかくなった氣がします。自然の中で過ごした時間が、彼女の細胞のすみずみまで沁み込んでいるようでした。
施術が終わると、彼女はふーっと息をついて、「なんか、身体から風が吹き抜けた感じ」とひとこと。施術者として、これ以上の褒め言葉はありません。
「今夜は、おうちの庭でキャンプするんですよ。コーヒーだけ入れて。虫の歌を聴きながら、しばらく今日の施術の余韻を味わいます」
と笑顔で送り出してくれました。
自然の中で再び自分に還っていくそう思わせてくれる、風と火のような女性との出会いでした。

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