ヨモギ餅作りとこだわり
- 管理者
- 3月28日
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皆さん、こんにちは。
北九州市近郊でCS60の出張整体施術を行っております、CS60LOHAS北九州緩みです。
春風が優しく吹き抜ける庭先に目をやると、今年もヨモギが顔を出していました。
陽の光をたっぷり浴び、鮮やかな緑を湛えたその姿は、まるで大地の恵みそのもの。
昔から日本人に愛されてきたヨモギ、その香り高い葉を使って、今日は草餅を作ることにしました。
ヨモギの葉を摘み、さっと湯がいてアクを抜く。
すると、鼻をくすぐる独特の香りがふわりと広がります。
この香りこそが、春の訪れを告げる和菓子の証。
細かく刻み、餅に練り込めば、鮮やかな緑色が映え、まるで草原のような美しい仕上がりになります。
餡子にもひと手間かけました。小豆を二日間水に浸し、じっくりと炊き上げます。
甘みにはてんさい糖を使い、優しくまろやかな味わいに仕上げました。
小豆本来の旨味をじっくりと引き出すことが、和菓子作りの醍醐味です。
蒸しあがったヨモギ餅は、やわらかく、ふんわりとした食感。
けれど、ここで終わりではありません。
私は太宰府で有名な梅ヶ枝餅のような、香ばしく焼き上げた餅が好きなのです。
そこで、餅の表面を軽く焼き、最後にバーナーで炙って仕上げました。
すると、パリッとした香ばしい皮の下から、もちもちとした食感と、ヨモギの清々しい香りが広がります。まさに春のご馳走。
ひと口かじると、パリッとした表面の香ばしさが広がり、その後にヨモギの香り、そして餡子の優しい甘さがゆっくりと追いかけてきます。
これは、ただの食べ物ではなく、季節を味わうひとつの伝統。
日本人の繊細な味覚と、手仕事の温かみを感じる瞬間です。
和菓子は、素材の味を生かし、手間を惜しまず仕上げるもの。
まるでCS60の施術と同じです。
体に寄り添い、その本来の力を引き出すこと。
和菓子作りのように、丁寧に、心を込めて施術を続けていきたいと思います。
春の訪れとともに、皆さんの心と体が健やかでありますように。

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