宇宙の調和と相似形なものが人体の中にあるのかもしれない。喫茶猫屋堂整体〜CS60LOHAS北九州緩み〜
- 管理者

- 9月19日
- 読了時間: 3分
何となく寒くなってきた。寒い時には布団が暖かい朝。虫の声が聞こえている夜明け前。どこから聞こえてくるのだろうか。虫の声はとても静かな時間がまします静まる感じがする。
優しくささやきかけてくるような音に癒される。この時間に鳴く虫は個々に自分の思うように鳴いているのかもしれない。しかし、全体の調和を乱す者はいない。そこには一定の秩序があり、その秩序の中で個々の活躍がある。宇宙の調和と相似形なものが人体の中にあるのかもしれない。
CS60には人体の調和を整えるようなものがあるのではないかと思う。
しかし、それだけではなく、心にも作用するのではないかと思う時がある。時々、CS60の施術を受けて、性格が変わったという事を聞くときがある。
身体が楽になり、不要な何かを手放すことが出来た時、より明るく温かくなれるのではないだろうか。
──そう考えていたとき、意外な方向へと話が展開していくことに氣づいた。
ある日のこと。施術を終えたお客様が、ぽつりとこう言った。
「身体が楽になったのはもちろんですが、心の奥にあったため息まで消えてしまった氣がします」
その言葉を聞いた瞬間、私は不思議な感覚に包まれた。
身体と心は別々のものだと、どこかで思い込んでいた。けれど実際は、ひとつの調和を奏でる楽器のように結びついているのかもしれない。
虫の声もそうだ。夜明け前の暗闇に響く音は、一匹ずつが勝手に鳴いているようでいて、全体でひとつの旋律を作っている。その秩序は、どこか人の体内のリズムと重なって聞こえる。
もし、人の内側に響く“音”があるとするならば。
CS60の施術は、その調律師のような役割を果たすのではないだろうか。
さらに別の日、長年ため込みすぎて肩を落としていた女性が施術を受けた。
初めは表情が固く、何を話しかけても短い返事ばかりだった。だが施術の終わりには、まるで冬の曇り空が晴れていくように笑顔がこぼれた。
「こんなに声を出して笑ったのは、いつぶりでしょう」と、ぽつりとこぼしたその言葉は、私の心にも温かな余韻を残した。
またある男性は、身体の疲れだけでなく心の迷いも抱えていた。
施術後、「帰り道でふと、昔よく聴いていた音楽を思い出しました。あの頃の自分にまた会えそうな氣がします」と話してくれた。
その目はどこか澄んでいて、新しい季節を迎える準備ができたように見えた。
これらの出来事は、単なる身体の変化では説明できない。
不要な何かを手放したとき、人は心までも軽快になり、そして新しい日常の扉を開けるのだろう。
夜明け前の静かな虫の声を聴きながら、私はそんなことを考えた。
そして今日もまた、誰かの心と身体の調べを整える旅が始まろうとしている。
喫茶猫屋堂整体





コメント