家族のやさしい時間〜CS60施術を通して見えた家族愛〜
- 管理者
- 4月24日
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皆さんこんにちは。
北九州市近郊でCS60の出張整体を行なっておりますCS60LOHAS北九州緩みです。
先日は北九州市の建設会社の社長様宅にCS60の出張施術に伺いました。
職人さんたちの信頼も厚く、自らも現場に立たれるという社長様。60代後半というご年齢ながら、背筋がすっと伸びた立ち姿に、長年にわたり地域のインフラを支えてこられた誇りがにじんでいました。
普段はあまりご自身の体を休めることがないとのことで、今回は120分しっかりとお時間をいただき、頭の先から足の先まで丁寧に施術を行いました。
肩や腰には長年のコリが積み重なっていましたが、少しずつゆるめていくうちに、呼吸が深くなり、表情も柔らかくなっていかれるのが印象的でした。
施術が終わり、リビングに案内されました。すると、台所からいい香りがふわっと漂ってきました。
そこには奥様が静かにお味噌汁を温めておられました。
「ちょうど終わる頃だと思って…」と微笑みながら差し出されたのは、社長様の好物だという、わかめと豆腐のお味噌汁。
「あなた、この味噌汁が一番落ち着くんでしょ」
奥様がそう言うと、社長様がちょっと照れたように笑われて、「うん、やっぱりこれが一番やな」と静かにうなずかれました。
その何気ないやりとりに、私は胸がじんわりとあたたかくなりました。
奥様は社長様よりも二回り以上もお若いとのことでしたが、年齢差を超えた「絆の力」がそこにはありました。
言葉よりも、仕草や温度で伝わるやさしさ。
それは、派手なものではなく、ごく自然な「暮らしの中の愛」でした。
人は、食べることで癒やされる。
そして「誰かが自分のことを思って用意してくれた」その想いこそが、もっとも深く心を緩めてくれる。
私は、CS60で体を緩め、奥様の味噌汁で心を緩める――そんな「二重の癒やし」の時間を共有させていただいたような氣がしました。
お仕事で多忙を極める社長様にとって、奥様の存在は、まさに静かな支えであり、人生の芯そのもの。
その関係性に触れられたことが、何よりの学びでした。
私がこの仕事を通して出会うのは、「体」だけではありません。
人と人とのつながり、思いやり、そして日々の営みに込められた“愛”です。
今回もまた、その温かさに触れられたことに、心から感謝しています。
これからも、お一人おひとりの心と体を緩めながら、その奥にある人生の物語にそっと寄り添っていきたいと思います。

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