布団のぬくもりと、朝の静かな巡り──エジプシャンロッドと過ごす時間。喫茶猫屋堂整体〜CS60LOHAS北九州緩み
- 管理者

- 11月23日
- 読了時間: 3分
今朝は晴れている。
カーテン越しの光はやわらかく、どこか春先のような気配さえ帯びていた。
耳を澄ませば、庭木の方から鳥たちの声が聞こえてくる。
チチチ、ピピッ。
いつもの街の朝なのに、こんな日はなぜか音が澄んで感じられる。
しかし――外は冷えている。
布団の中のあたたかさが、まるで自分だけに用意された小さな世界のように心地よい。
そのぬくもりに包まれながら、私はゆっくりと足を伸ばし、かかとを押し出すようにしてストレッチをする。
布団の中で行うこの静かな伸びは、身体が目覚めていく合図のようだ。
ああ、これだけでも十分に幸せだなと思う。
そして、枕元に置いていたエジプシャンロッドにそっと手を伸ばす。
シュンガイトとカレリアソープストーン。
ロシアの古い大地で育まれた石が、握った瞬間にほんのりとした温度を返してくる。
不思議なことに、冷たいはずの石が、しばらく握っていると、じんわりと自分の体温に馴染んでいく。
朝の静けさの中で、この小さな変化がなんとも氣持ちよい。
エジプシャンロッドと「めぐる朝」
シュンガイト側を左手に、カレリアソープストーンを右手に。
これは昔から伝わる持ち方だが、理由を深く考えるというより、私はただ「しっくりくるから」使っている。
ロッドを握りながら布団の中で呼吸を深くする。
息を吸うと、胸がふくらみ、
息を吐くと、お腹の奥がふっと緩む。
その呼吸に合わせて、手の中のロッドが温まっていき、
身体の内側にも、ゆっくりとした流れが生まれてくるように感じる。
それは「氣がめぐる」とでも言えばいいのだろうか。
あるいは、単に呼吸と体温の変化が心地よく感じられているだけなのかもしれない。
だが、理由はどうあれ――
朝のこの時間が好きなのだ。
石がもたらす“静けさ”という贅沢
シュンガイトは深い炭のように黒く、
カレリアソープストーンは柔らかな灰色で、
二つ並べると、まるで夜明け前の空のように美しい。
ロッドを握っていると、感覚がすっと落ち着き、
布団の中の時間がより深い休息の層に沈んでいくような気がする。
まるで、石が「今日もゆっくり整えていこう」と語りかけてくるようだ。
すると、足先のこわばりがほどけてくる。
肩の力も少し抜ける。
呼吸のリズムも整って、
新しい一日が、やわらかく始まっていく。
今日もまた、身体と心を“整える”一歩
エジプシャンロッドを使った朝の習慣は、とても簡単で、
そして驚くほど自分に合っている。
難しい理論も、特別な準備もいらない。
ただ、石を握り、呼吸をする。
それだけのことが、身体のめぐりや内側のリズムを「今日の調子」に合わせてくれる。
ロッドが温かくなる瞬間は、まるで身体が一つのまとまりに戻ってくるサインのようだ。
布団の中で静かに整えていく時間。
それは、忙しさに飲み込まれがちな日々の中で、
私が「自分を取り戻す」ためのささやかな儀式でもある。
そして、布団から出る瞬間に思う。
今日もきっと、良い一日になる。
そう思えるだけで、身体も心も楽になる。
エジプシャンロッドと共に迎える朝。
それは、派手ではないけれど、じんわりと幸せを育ててくれる時間だ。
喫茶猫屋堂整体
CS60LOHAS北九州緩み





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