桜の舞い散る午後に ー八幡西区での施術のあとに想うこと ー
- 管理者
- 4月10日
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皆さんこんにちは。
北九州市近郊でCS60の出張整体を行なっておりますCS60LOHAS北九州緩みです。
先日、八幡西区へCS60の出張施術に伺いました。施術が終わった後、少し時間ができたので、近くの公園に立ち寄りました。春の午後、風はやわらかく、空はどこまでも穏やかで。ふと見上げた桜の木々は、すでに満開のピークを過ぎ、はらはらと花びらが舞っていました。
地面には、まるで誰かがそっと撒いたように、桜の花びらが一面に広がっていて、淡いピンク色の絨毯ができていました。それはとても幻想的で、でもどこか静けさをたたえた光景でした。思わず立ち止まり、深呼吸を一つ。花の香りが風に乗って、やさしく心をなでていきました。
桜という花には、不思議な力があります。その華やかさ、美しさ、咲き誇る勢い——それらは見る人の心を一瞬で明るくしてくれます。でも、その命はとても短い。咲いたと思ったら、もう散り始めている。そのはかなさに、毎年私たちは心を動かされるのかもしれません。
土に還ってゆく花びらを見ていると、自然と仏教の「無常」という言葉が浮かびました。この世のすべてのものは、常に変化し、移ろっていく。その流れの中にこそ、命の本質があるのだと。桜の花びらが風に舞い、やがて大地へと静かに帰っていく姿は、まるでそのことを私たちに語りかけているようでした。
CS60の施術においても、「循環」が大切なキーワードになります。身体の中に滞っているもの、澱んでいるものを流し、また自然な状態へと還していくこと。人も、自然も、すべては流れの中にあります。
桜のように、人の心も身体も、常に変化しています。そしてその変化の中に、癒しや氣づきのチャンスがあるのです。たった一度の施術でも、「今ここ」に立ち戻ることができる。身体の声を聞くことができる。そんな体験を、ひとつでも多くの方に届けたいと思っています。
八幡西区のこちらの公園の桜は、もうすぐ散ってしまうかもしれません。でも、その散り際の美しさこそが、私たちの記憶に深く残るのだと思います。そしてその一枚一枚が、また新たな命の栄養となり、来年の花へとつながっていくのでしょう。
この春も、たくさんの方と出会い、たくさんの氣づきをいただいています。今日もまた、心と身体がほんの少しでも「緩む」お手伝いができたなら、何よりの幸せです。

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