水とミニチュアの世界から抜け出してきたような植物〜CS60LOHAS北九州緩み〜
- 管理者
- 8月27日
- 読了時間: 2分
地球という星は、あらゆるものを水のめぐりによって育んでいる。
川は大地を潤し、雨は葉に宿り、そしてそのしずくは小さな命を呼び覚ます。
今年の春、熊本駅近くの河川敷で開かれた植木市に足を運んだ。
そこには無数の緑が並び、人々が植物と目を合わせ、何かを語り合うように歩いていた。
その中で、私の目にとまったのは、500円玉ほどの小さな鉢に収まった、白い花をつけた植物だった。
ミニチュアの世界から抜け出してきたように繊細で、それでいてひときわ強い存在感を放っていた。
店主に聞けば、地植えすると雑草に押されてなかなか増えないという。
だからこそ、私は庭の巨大なサボテンの鉢の片隅に、そっと植えてみることにした。
砂漠の王のようなサボテンの根元に、妖精のように寄り添う小さな植物。
その対比に、なんだか物語が始まりそうな予感がしたのだ。
雨が降らない日は、毎朝その鉢に水を与える。
太陽が容赦なく照りつける猛暑の日も、空が恵みの雨を落としてくれる日も、
この小さな命は、まるで天と共に呼吸しているかのように、少しずつ葉を広げていった。
雑草よりも小さな葉は、不思議と肉厚で、触れると確かな生命の鼓動を感じる。
その様子を眺めていると、時折、森の妖精たちが葉の影で遊んでいるような氣配がする。
科学的な理由では説明できないけれど、植物を育てる要素には「人が見守る力」や「目に見えないエネルギー」が含まれているのではないか。
そんな想いが胸の奥でふくらんでいく。
――CS60の施術のときも、ふと同じ感覚が訪れる。
身体のめぐりをそっと整えていくとき、そこには技術だけでなく「寄り添う力」や「温かなまなざし」が加わることで、より豊かな響きが生まれるのだ。
小さな鉢に咲く白い花のように、人の心と体もまた、見守られながら少しずつ開いていく。
この植物が少しずつ増えていく姿を見守りながら、私は今日も静かに思う。
水の流れに支えられ、光に導かれ、そして人の願いに寄り添いながら――
すべての命は、互いに氣を交わし合って生きているのだと。
CS60LOHAS北九州緩み

コメント