top of page

水とミニチュアの世界から抜け出してきたような植物〜CS60LOHAS北九州緩み〜

地球という星は、あらゆるものを水のめぐりによって育んでいる。

川は大地を潤し、雨は葉に宿り、そしてそのしずくは小さな命を呼び覚ます。


今年の春、熊本駅近くの河川敷で開かれた植木市に足を運んだ。

そこには無数の緑が並び、人々が植物と目を合わせ、何かを語り合うように歩いていた。

その中で、私の目にとまったのは、500円玉ほどの小さな鉢に収まった、白い花をつけた植物だった。

ミニチュアの世界から抜け出してきたように繊細で、それでいてひときわ強い存在感を放っていた。


店主に聞けば、地植えすると雑草に押されてなかなか増えないという。

だからこそ、私は庭の巨大なサボテンの鉢の片隅に、そっと植えてみることにした。

砂漠の王のようなサボテンの根元に、妖精のように寄り添う小さな植物。

その対比に、なんだか物語が始まりそうな予感がしたのだ。


雨が降らない日は、毎朝その鉢に水を与える。

太陽が容赦なく照りつける猛暑の日も、空が恵みの雨を落としてくれる日も、

この小さな命は、まるで天と共に呼吸しているかのように、少しずつ葉を広げていった。


雑草よりも小さな葉は、不思議と肉厚で、触れると確かな生命の鼓動を感じる。

その様子を眺めていると、時折、森の妖精たちが葉の影で遊んでいるような氣配がする。

科学的な理由では説明できないけれど、植物を育てる要素には「人が見守る力」や「目に見えないエネルギー」が含まれているのではないか。

そんな想いが胸の奥でふくらんでいく。


――CS60の施術のときも、ふと同じ感覚が訪れる。

身体のめぐりをそっと整えていくとき、そこには技術だけでなく「寄り添う力」や「温かなまなざし」が加わることで、より豊かな響きが生まれるのだ。

小さな鉢に咲く白い花のように、人の心と体もまた、見守られながら少しずつ開いていく。


この植物が少しずつ増えていく姿を見守りながら、私は今日も静かに思う。

水の流れに支えられ、光に導かれ、そして人の願いに寄り添いながら――

すべての命は、互いに氣を交わし合って生きているのだと。


CS60LOHAS北九州緩み

花

 
 
 

コメント


ご予約/お問い合わせはこちら

喫茶猫屋堂で受けられるCS60整体


CS60LOHAS北九州緩み

 

〒811-0103

福岡県糟屋郡新宮町花立花4丁目1-1喫茶猫屋堂

 

新宮町コミュニティバス「マリンクス」

山らいず線『花立花』バス停下車 徒歩1分

営業時間

11:00~17:00

​日,月曜日,祝日休み

(福岡市東区,福岡市博多区,福岡市中央区,福岡市南区,福岡市城南区,福岡市早良区,古賀市,新宮町,福津市,宗像市,久山町,粕屋町,篠栗町,北九州市,飯塚市,直方市,中間市の方からお越しいただいております)

Mail: cs60sotaro@gmail.com

お問い合わせ

© 2025 CS60LOHAS北九州緩み

bottom of page